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みんなの「多摩大学大学院」ブログ


【動画】田坂広志氏(前内閣官房参与)による原発リスク解説

2011/11/06 22:33
田坂広志氏(前内閣官房参与)による、福島第一原発事故の解説と、今後の課題の動画。
わたしが通っていた多摩大学大学院の教授でもあります。

田坂広志 前内閣官房参与 2011.10.14


氏は難しい問題を非常にシンプルなロジックで語ります。これまでの著書においても経営学、哲学的な問題を、ヘタをすると「あれっ、そんなに単純なことだったのか」と勘違いしてしまうぐらいシンプルに語られていました。
もともと原子力関係のご専門であったので、この講演もとてもわかりやすく、腑に落ちる内容になっています。1時間以上ありますが、あっという間に感じました。

原発の賛否によらず、必見だと思います。

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MBA:多摩大学大学院体験記(修論編その3)

2011/03/19 08:16
修士論文の束続き

■2年目2月
修論提出でホッとしたのもつかの間、最後の砦である、口頭試問があります。プレゼン資料を作り、指導教官に見てもらって何度か修正し、本番に備えます。修論執筆に比べたら、何を言うかは決まっているし、パワポは普段から使い慣れているので時間はかかりませんでした。
そして本番の最終試験(口頭試問)。ヘンな事を言ってしまうこともなく、質疑応答は予備審査のときよりもおだやか。無事終了することができました。
そうそう、最終試験でフィードバックをいただき、RQの設定と引用文献の書き方は、少し修正を加えて再提出しました。

■2年目3月
結果通知は、「良」でした。自分としては限られた時間とパワーの中で精いっぱいやったので、満足です。これですべての過程が終了し、卒業が確定したのでした。
…と、そこにきて東日本大震災が発生。卒業式と謝恩会は流れてしまうというオチがついたのでした。

以上、2年間の歩みを振り返ってみました。最後に修論について、いくつか自分なりの気付きをメモっておきます。

■とにかく一度書いてみる
「書き方をマスターしてから書く」「ロジックを整理してから書く」などと考えていると、いつまでたっても書けません。何でもいいから一度50枚書いてみる。これがとても大事だと思います。一度書いてみるといろいろなことが学べますし、書き方のハウツー本を読んだときの腹落ちもいいのです。
わたしのパターンを生かすなら、9末までに材料を集め、11月末までに第一稿を脱稿。12月に先生からフィードバックをいただき、年末年始にリライト、という感じです。

■RQへのフィードバック
わたしの場合、研究計画の段階から最終試験までどの先生からも一貫してフィードバックされたのが、RQ(リサーチクエッション)の設定についてでした。「何を研究したいのか」「オリジナリティはどこにあるのか」「RQと研究方法がかみ合っていない」「RQと結論がかみ合っていない」…、などなど。
RQに対してフィードバックされると、最初のうちは「『そんな研究意味ないじゃん』と思われているのか? ハナで笑われているのか?」とヘコんだりしましたが、途中からそうではないと気付き始めました。つまり、ロジックのつながりに対してアドバイスをいただいているのだ、と。「その研究を誰にでも納得してもらえるアウトプットにするなら、こういうロジックの繋ぎ方がいいのではないか」という捉え方です。
結局最後までスカッと解決することはなかったのですが、RQに対してのフィードバックは、最後までついてまわりました。これをうまく修論の質アップにつなげる捉え方をするのが、コツだと思います。

■プレゼンテーションである
仕事でプレゼンをするときは、別に1から10まで完璧に理解してもらおうとするのではなく、「ターゲットオーディエンスに首を縦に振ってもらう」ことを目的にしますよね。修論も同じようにとらえ、審査員の中でもターゲットオーディエンスを決め、その人に首を縦に振ってもらうことをイメージすると、書きやすく(動きやすく)なります。
特に口頭試問は当たり前ですが、100%プレゼンテーションです。そのことを考えると、何をするかが見えてくると思います。

■時間をカネで買う
MBAコースにくるような社会人は、二足草鞋をはいており、基本的にみな忙しい。貧乏でも時間はあった学生のときとは逆で、カネは多少あっても、ヒマはない人がほとんどだと思います。生臭い言い方ですが、時間がかかることはお金さえ払えば、たいてい解決します。
テープ起こしはプロか、または1本ン千円で知人にお願いしてしまう。定量アンケートは、知人のツテを頼るのではなく、マクロミルのアカデミック割引を使う。修論の6部打ち出しは自宅のインクジェットではなく、キンコーズを使う。などなど…。
割り切るところはスパッと割り切ってどんどん進めないと、本当に完成しません。プロセスの美しさではなく、アプトプットの美しさを目指すのがコツです。

■卒業するのだという意思
途中から、修論を書きあげること、卒業することが目的になってくると思います。でも、それでいいのではないでしょうか。在学中はとにかくギアを落とさず走り続け、がんばって卒業する。卒業して時間ができてから、自分の研究テーマを振り返って、あらためて実務の中で生かしてみる。
それでいいのではないかと思っています。

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MBA:多摩大学大学院体験記(修論編その2)

2011/03/17 21:10
続き

■2年目10月まで
前回書きもらしてしまいましたが、このあたりまでにインタビューとテープ起こしはすべて終わっていました。テープ起こしは最初自分でやったのですが、あまりに時間がかかってこれはムリだと割り切り、妻の友人2人にアルバイトとして手伝ってもらいました。
社会人の場合カネはあってもヒマがないと思います。割り切るところは割り切らないと、本当に完成しません。

■2年目11月
11月末に2週間ほど妻子に実家に帰ってもらい、さらに3連休につなげて振休を取り、無理やり時間を作りました。勝負をかけたポイント、その1です。逐語録を分析しながら、「とにかくわからないながらも、一回全ページ書いてみる」を目標に、修論執筆に入りました。
1日だいたい5ページぐらいのペースで書け、1週間ほどで書きあげることができました。1年半でインプットしているので、「書けない」「書くネタがない」ということはありませんでした。逆にあれも取り込みたい、これも取り込みたいとなってしまい、散逸。「こんなんでいいのだろうか」と不安を抱えつつも、いったん完成したのでした。

修論指導で通った年末の六本木

■2年目12月
先生に見ていただいたところ、(1)文体について、(2)構成について、(3)研究結果のまとめかたについて、大きくこの3つのフィードバックをいただきました。要はやんわりと全ボツです。
ここで同期の院生から、松井豊先生の「[Amazon]心理学論文の書き方」がいいと紹介を受けます。さっそく買ってみると、悩んでいた上記3つの観点について、非常に事細かに手引きが。やまだようこ先生の「[Amazon]質的心理学の方法―語りをきく」とともに、わたしの修論執筆におけるバイブルとなりました。…というか、ほぼこの2冊に書いてある通りにリライトしました。
リライトは年末年始の時間を使いました。勝負をかけたポイント、その2です。しかも正月に一家全員がノロウイルスにやられるという想定外のアクシデントもあり、困難を極めました。結局リライトが完成した日の夕方に、わたしも発症しました。発症があと1日早かったら、ヤバかったかもしれません。
最初前回の原稿をもとに修正していこうと思っていたのですが、結局先行研究レビュー以外はすべて書きなおすことになりました。このときさらに、余計な要素を思い切ってすべてカット。シンプルなロジックにまとめなおしました。

■2年目1月
年明けに先生に見ていただきましたが、大直しはナシ。数回打ち合わせをして細かな修正をし、完成。22日に提出したのでした。

続く

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MBA:多摩大学大学院体験記(修論編その1)

2011/03/06 08:43
秋の多摩キャンパス大学院での2年間は、長いようで短いです。しかも誰もペースを作ってくれませんし、仕事も家庭も忙しい。修論の準備は自分で計画して行動しないと、あっというまにお尻に火が付きます。
わたしは4月に入学しました。2年間の歩みを振り返ってみたいと思います。

■1年目
入学時にテーマがハッキリしていないかったので、1年目はとにかく広めに履修しました。各ドメインの概論は取るようにし、あとは興味のあるテーマや先生を履修する、という感じです。
多摩在住だったので平日の品川キャンパスは5時に出ないと間に合いません。これがとてもキツかったので、週イチがやっとでした。その分土曜日や、日曜集中をまとめて取りました。1年半で卒業要件を満たすことを目標に、半年で5コマは必ず取るようにしていまいました。

■2年目4月〜8月
前期の授業を取りながら、修論の準備に入りました。わたしの場合指導教官が2か月に1回ぐらいの頻度でワークショップを開いていただけたので、それに合わせて考える、というスタイルが取れました。これが大変ありがたかった! 4月に長男が生まれたりとペースがつかみにくい中、何とかなったのはこのワークショップのお陰でした。
このころ何となくテーマが固まってきたので、先生のアドバイスもあり、パラパラとインタビューを開始しました。

■2年目9月〜10月
前期の授業が終わったあたりから、10月に行われる予備審査の準備に入ります。わたしの場合時間を作るため、最後の半年は割り切って授業をひとつも取りませんでした。正直、ドライブがかかりはじめたのはここからでした。とにかくインタビューを行い、データを集めました。正直研究ロジックは固めきっていませんでしたが、とにかく動けるところは動く、というふうにしました。
結果、予備審査前までに予定していたインタビューを終了。今振り返ると、これがとても大きかったです。
予備審査では研究進捗として「こういうインタビューまで終わりましたよ、これから考察しますよ」という発表にしました。RQの設定についてと、研究のオリジナリティについてフィードバックを受けました。

続く

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MBA:多摩大学大学院体験記(教授編)

2011/03/01 00:38
多摩大学大学院の先生がたは、研究一筋ではなく、実務家としても活躍されている(されていた)かたがほとんどです。自身も起業され、社長業をこなすかたわら教鞭を取られているとか、企業で要職に就きながら教鞭を取られているとか。
一番の強みは、いわゆる物流。わたしは門外漢だったのであまり突っ込まなかったのですが、サントリー、花王など、名だたる企業で物流部門を歴任されたかたが教鞭を取られています。

以下、自分が実際に履修してみて、刺激になったものを記しておきます。

旧品川キャンパスからの眺め


■紺野登教授、徳岡晃一郎教授
一橋大学、野中郁次郎名誉教授の提唱されている知識経営をベースに、紺野先生は実践的な場の活用を、徳岡先生はHRMに絡め、深められています。
人類の進歩に資するようなイノベーションを起こすことが企業の社会的な役割だとしたら、それを起こす仕組みをどのように作るか。SECIモデルをベースにした論は非常に洗練されており、しかも実践的でした。わたしは修論のテーマにもしました。

■田坂広志教授
一部カリスマ的な人気のあるかたですね。仕事人(経営者)としての心得を語る独特の授業スタイルで、ビジネススクールというより、完全に私塾です。もちろん、合う、合わないは完全に分かれると思いますが、田坂先生に私淑されているかたなら、この授業に出るためだけに入学してもいいぐらい、得るものが大きいと思います。
田坂先生の言葉はとてもシンプルでわかりやすいのですが、自分が色々なことを勉強をすればするほどそのバックグラウンドがわかり、「こういうことをおっしゃっていたのか」という発見があります。

■中谷巌教授
学長を退いた後も大学院の授業は持たれていましたが、2009年度を最後に、そちらもなくなってしまいました。ですので現在はありません。
日本と世界の問題をリベラルアーツをからめて議論する授業で、その視座の高さ、大局観に圧倒されました。人間としてのレベルの違いに毎回冷や汗をかきながらの参加でした。が、途方もなく刺激的でした。

マーケティングやファイナンスもおもしろいと思うのですが、わたしが本当におもしろく刺激になったのは、リベラルアーツと絡めて人間の本質を探るような授業でした。

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MBA:多摩大学大学院体験記(特色編)

2011/02/26 19:04
無事、卒業が確定しました。数回にわたり、忘れないうちに記録に残しておこうと思います。
大学院名を出すか迷ったのですが、Twitterで誰をフォローしているかとか見ればすぐわかるので、出すことにしました。

卒業が確定し、2年間にわたる社会人大学院生活も終りが近づきました。わたしにとっては大変有意義なものでした。
わたしは今の職場に新卒で入って10年以上。転職や大きな部署移動もなく、過ごしてきました。不満はまったくないのですが、やはりインプットがしたくなります。そんな折会社命令で、多摩大学の研究機関である、「ルネッサンスセンター(今はありません)」主催の研修に参加する機会がありました。
その研修はフレームワークを使ったケーススタディなどいわゆるMBAカリキュラムが半分、もう半分は文化、文明、宗教、哲学などの、いわゆるリベラルアーツを深めるカリキュラムが半分という、大変ユニークなものでした。が、これが大変おもしろかったのです。結局思いやまず、多摩大学大学院への入学を決意しました。

多摩大学大学院・多摩キャンパス



多摩大学大学院の特色はいくつかありますが、実際に通って感じたことをいくつか記しておきます。

■「らしさ」がもとめられる
「あなたらしさは?」「研究テーマとあなたの実務との関連は?」「なぜ多摩大でなくてはいけなかったのか?」など、終始「らしさ」が求められるところが、多摩大学大学院の一番の特徴だと思います。単なる研究者ではなく、社会人との二足わらじを履く者ならではの「実務家の理論」を目指してくれ、ということなのでしょう。
ですので「フレームワークをもとにケーススタディを分析」という授業はあまりなく、ケースも自分の実際に起こっている問題を授業で披露、というパターンが多かったです。

■修士論文がある
ビジネススクールとしての大学院には修士論文を課さないところも多いと聞きますが、多摩大学大学院は課します。上記ともからむのですが、ある意味受身で済む授業とは異なり、完全に自分の意志を持って進めなくてはならないわけです。人にもよりますが、この研究を通じて、自分の仕事人としてのテーマが決まっていく(または深まっていく)ことが多いようです。わたしも完全にそうでした。

■飲み会が多い
院生会による自主運営が基本であったり、ビジネススクールの割には「学生」という色が大変濃いのではないでしょうか。その延長で、何かと飲み会が多かったと思います。妻からは本代より飲み代のほうが高かったんじゃないか? と言われるぐらいでした。昨日も飲み会(謝恩会)の打ち合わせの後に飲みにいく、という塩梅でした。
もちろん「参加しません(キリッ)」というスタンスでもいいのですが、やっぱり異なる業界、異なる立場、異なる世代のかたとビールをガブガブやりながら語れるというのは、授業以上に得るものがあったりします。

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MBA:大学院の入学式

2009/04/05 17:58
4月から通学する大学院(経営学修士)の入学式に出席してきました。

春と桜

わたしは同じ会社の同じ部署でもう10年以上働いています。さすがに自分の中で閉塞感もあり、「ここらでまとまったインプットをしたいなあ」と思って一念発起してみました。

…と、思っていたら仕事のほうがメチャメチャに忙しくなってしまい、正直自分でも「しまったかな〜」と思っていた部分がありました。しかし入学式に出て、そんな思いは吹き飛びました。やはり人間、しんどいときだからこそ、まったく別のインプットを持ったりコミュニティに属したりしたほうが、精神的には支えになるのだと感じたからです。

もちろん肉体的にはキツイことになりそうですし、家族と過ごす時間も減ってしまいます。だからこそ、それに見合ったものを自分なりにつかもう、と思います。
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