マンガ:「よつばと!」と、一期一会

 [Amazon]あずまきよひこ「よつばと!」6巻
あずまきよひこ「よつばと!」6巻
「よつばと!」を読んでいると、一日一日が「淡々とした、美しい日常」であるということを非常に強く感じます。
最近読んだAA「未来を拓く君たちへ」(田坂広志)に、以下のようなくだりがありました(要約です)。

医者から「あと30日しか生きられないでしょう」と言われたら、あなたは感謝の念とともに、1日1日を慈しむように、大切に生きる。
しかし、「あと30年しか生きられないでしょう」と言われても、漫然と日々を過ごしていく。
「あと30日」と「あと30年」の何が違うのか。本質的には、なにも違わない。そう悟ったとき、人生は「今日を生きる」のではなく、「今日を生き切る」という密度の濃いものに変わっていく。


あくまで例えばですが、何らかの理由でとーちゃんとよつばがいっしょにいられる時間が残りわずかだとしても、何の違和感もありません(いわゆる「鬱エンド」なので望みませんが)。それほど密度の濃い毎日。その一瞬、刹那を慈しみ、楽しむような生活。まるで「醜い現実などにかまっている暇はない」と言わんばかりの、徹底したファンタジーっぷり。

ある意味、一期一会にも通じるようなこの感覚こそが、「よつばと!」に漂う凄味であり、一般人に「何かヤバイ、このマンガ…」と言わしめる所以なのだと思います。

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