MBA:多摩大学大学院体験記(教授編)

多摩大学大学院の先生がたは、研究一筋ではなく、実務家としても活躍されている(されていた)かたがほとんどです。自身も起業され、社長業をこなすかたわら教鞭を取られているとか、企業で要職に就きながら教鞭を取られているとか。
一番の強みは、いわゆる物流。わたしは門外漢だったのであまり突っ込まなかったのですが、サントリー、花王など、名だたる企業で物流部門を歴任されたかたが教鞭を取られています。

以下、自分が実際に履修してみて、刺激になったものを記しておきます。

旧品川キャンパスからの眺め


■紺野登教授、徳岡晃一郎教授
一橋大学、野中郁次郎名誉教授の提唱されている知識経営をベースに、紺野先生は実践的な場の活用を、徳岡先生はHRMに絡め、深められています。
人類の進歩に資するようなイノベーションを起こすことが企業の社会的な役割だとしたら、それを起こす仕組みをどのように作るか。SECIモデルをベースにした論は非常に洗練されており、しかも実践的でした。わたしは修論のテーマにもしました。

■田坂広志教授
一部カリスマ的な人気のあるかたですね。仕事人(経営者)としての心得を語る独特の授業スタイルで、ビジネススクールというより、完全に私塾です。もちろん、合う、合わないは完全に分かれると思いますが、田坂先生に私淑されているかたなら、この授業に出るためだけに入学してもいいぐらい、得るものが大きいと思います。
田坂先生の言葉はとてもシンプルでわかりやすいのですが、自分が色々なことを勉強をすればするほどそのバックグラウンドがわかり、「こういうことをおっしゃっていたのか」という発見があります。

■中谷巌教授
学長を退いた後も大学院の授業は持たれていましたが、2009年度を最後に、そちらもなくなってしまいました。ですので現在はありません。
日本と世界の問題をリベラルアーツをからめて議論する授業で、その視座の高さ、大局観に圧倒されました。人間としてのレベルの違いに毎回冷や汗をかきながらの参加でした。が、途方もなく刺激的でした。

マーケティングやファイナンスもおもしろいと思うのですが、わたしが本当におもしろく刺激になったのは、リベラルアーツと絡めて人間の本質を探るような授業でした。

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