ソニーのプログラミング学習キット「KOOV」が素晴らしいデキ

妻が何やらオシャレなおもちゃを買っていました。
Sony Global Educationが出している、「KOOV」というロボット・プログラミング学習のキットです。
既存商品だとレゴ・マインドストームが近いと思います。
ブロック工作とプログラミングを組み合わせたおもちゃです。

2分でわかるKOOV™


小学生の長男は、もともとScratchJrを相当やり込んでいます。また段ボールを使った工作も大好き。
KOOVにも、相当ハマりました。
おもしろかったのが、最初に「がくしゅうコース」をやらせたときは、1時間ほどで飽きて触らなくなってしまったことです。
その後「踏切を作りたい」という目標ができた途端、チュートリアルも何もスッ飛ばし、最低限のアドバイスだけで自力でくみ上げました。
こういうものは何でもそうですが、カリキュラム通りの学習よりも、やりたいことを先行させた学習のほうが身に付きますね。


■SUGOIその1 モノにまで踏み込んでいる
職業柄、プログラミング学習のアプリに触ったり、ワークショップに参加したりする機会はかなりあります。
その目で見ても、KOOVは相当よくできているな、と唸らされました。

プログラミング学習というと、MITメディアラボのScratchに代表される、「ビジュアルプログラミングでゲームが作れる」というものがほとんどです。
要するにアプリで完結し、リアルなモノづくりとは無縁であることが多い。
KOOVはブロック工作と組み合わせることで、「モノづくりのためのプログラミング」を実現しています
インプットとしてスイッチ、光センサー、加速度センサー、障害物センサーが。アウトプットとしてLED、ブザー、モーターが使えます。
これらを組み合わせると、およそ思いつくモノづくりはできてしまいます。これが本当にすごい。

踏切
KOOVで作った踏切。
段ボール工作と組み合わさってすごいことに…。

■SUGOIその2 作り込みがハンパない
まずアプリ。
いいなと思ったのが、設計から操作まで、非常に筋が通っていること。
どの機能も整合性が取れているので戸惑うことがありませんし、ロジカルで気持ちがいい
また細かなUIUXの気持ちよさから、トレーニングコースの説明の丁寧さまで、相当作り込まれています。
プログラミング学習のアプリはメジャーになりにくいため作り込みが甘く「触ってガッカリ」ということも多いものですが、KOOVはそんなことは微塵もありません。

KOOVのアプリ

次にブロック。
子どもが使うものなので強度が心配でしたが、コード類やセンサ類に至るまで、かなりしっかり作られています。
簡単には壊れなさそうです。
テスト動作はiPadとBluetooth接続して行いますが、プログラムが完成したら「転送」すれば、ブロック単体でも動作させることができます。
このへんも気が利いている。

■SUGOIその3 オシャレ
アプリにしてもブロックにしても、デザインが非常にオシャレで、触っていて心地よい。
これとても重要なことですね。

KOOVのブロック

 ☆ ☆ ☆

一言でいうと、「完成度半端ない」ということになります。
できることが多いので理解するまで時間がかかるかもしれませんが、ハマる子はめちゃめちゃハマるりそう。
個人的にプログラミング学習というのは教え込むものではなく、興味先行で足りないところをサポートするものだと思っています。
そういう環境づくりにピッタリのおもちゃでした。

ひとつだけ難点があるとしたら…。それは価格。
上記紹介したアドバンスキットは49,880円。最低限のパーツだけのスターターキットでも36,880円。高いっす。
子どもが興味を持つかわからない段階で買うのは、相当勇気がいりますね。
全国のソニーストアで触れるようなので、気になるかたは試してからのほうがいいかもしれません。

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